寝る前の物語

子ども向けストーリー:読書が大好きな小さなトラ

早朝の森はとても静かでした。小さな動物たちはまだぐっすり眠っていました。ちょうどその時、読書が大好きな小さなトラのレレは、高い白樺の木の下分厚い本を読んでいました。

レレは森の中で一番詳しいんです。どの木が天気を予測できるか、どの動物が病気を治せるか、どの花が時間を知らせてくれるか…みんな彼を「賢者」と呼んでいます。

小さな虎が夢中で見ていたちょうどその時、小さなトンボが飛んできて、目をぐるりと回しながら言いました。「レレ、私の挑戦を受ける勇気はあるか? 試してみせるよ、いいかい?」

レレはにっこり笑って「わかった」と言いました。小さなトンボは空中で旋回してレレの肩に止まり、「よく聞いて。どうして涙はしょっぱいの?」と言いました。小さな虎は思わず「涙には色々な種類の塩分が含まれているんだけど、そのほとんどは血から来るもの。でも、その源をたどると、食べ物から来るものなの」と口走ってしまいました。小さなトンボは目を大きく見開いて、「君って本当にすごいね!僕も君と同じくらい知りたいよ」と言いました。

レレは言いました。「それなら森の図書館を作ろう。みんなが本を寄付して、たくさんの本を読めるようにしてあげよう。」

小さなトンボは嬉しそうに羽をばたつかせながら、「この良い知らせを動物たちに伝えよう」と言いました。レレもトンボのお尻を軽く叩きながら、「お母さんにツリーハウスを図書館として寄付するように言うよ」と独り言を言いました。

森の図書館が1週間後にオープンし、小さな動物たちが日中ずっと本を読みに来ていました。司書さんは誰だと思いますか?そうです、小さなトラのレレです!