寝る前の物語

童話:甘い雲

ちびくまは、わたあめが大好きでした。ある日、大きな木の下でわたあめを売っているおじさんがいました。ちびくまはおじさんを見つけると、すぐに貯金箱をつかんで家に駆け帰りました。「シューッ」と音を立てて貯金箱のお金を全部出し、「おじさん、すごく大きなわたあめがほしい!」と言いました。おじさんは一生懸命ペダルを漕ぎ、風船ほどの大きさのわたあめを作りました。ちびくまは言いました。「おじさん、もっと大きくして!友達と分け合いたい!」おじさんはさらに強くペダルを漕ぎました。わたあめはどんどん大きくなり、小さな白い雲ほどの大きさになりました。「シューッ」と、一陣の風がわたあめを空へ運びました。わたあめはまるで白い雲のように、空をふわふわと漂っていました。ちびくまは言いました。「あら、私のわたあめが甘い雲になったわ!」風が甘い雲を吹き飛ばし、甘い雲は風に吹かれて消えていきました。小熊は全速力で雲を追いかけました。これは友達と分かち合おうとしていたものだったので、捕まえなければなりませんでした。愛らしい雲は漂い続け、澄んだ小川を通り過ぎました。小熊はそれを追いかけ、小川を飛び越えました。愛らしい雲は漂い続け、野花に覆われた丘陵の上を流れていきました。小熊はそれを追いかけ、丘陵を登りました。愛らしい雲は緑豊かな草原の上を漂っていました。草原には色とりどりの花が咲き乱れ、小さな猿、ウサギ、子羊、キツネたちは「ハンカチ落とし」という遊びをしていました。小熊がひどく汗をかいているのを見て、動物たちは尋ねました。「小熊さん、どうしてそんなに汗をかいているの?」小熊は息を切らしながら空の雲を指さし、「僕が追いかけているんだ!」と言いました。みんなは笑いながら尋ねました。「どうして小さな白い雲を追いかけているの?さあ、私たちと一緒にハンカチ落とし遊びをしよう!」子熊は急いで言いました。「だめよ、あの白い雲を追いかけなきゃ。甘い雲よ!」 「どうして? 小さな白い雲が甘いなんて?」 みんなは子熊が馬鹿げたことを言っていると思って、さらに大きな声で笑いました。その笑い声に空の太陽は驚いて、急いで様子を見に来ました。太陽に焼かれた甘い雲が溶け始め、「ポタポタ」と落ち始め、雨粒が子熊たちの頭や口に落ちたなんて、誰が知るでしょうか。「ああ、この雨は甘い!」「この雨はおいしい!」 子熊たちは口を大きく開けて、甘い雨粒を受け止めました。やがて雨は止み、甘い雲は消えてしまいました。「どうしてこんなに甘い雨なの?」子熊たちは不思議に思いました。「甘い雲でできているからよ」と子熊は微笑んで答えました。でも、なぜ小さな白い雲が甘いのか? それは子熊だけが知っていました。

3つの甘いキス | 雲のわたあめ |