寝る前の物語

童話:桑の葉の小さな穴

カイコとアリ仲良しの友達です。

小さなアリの誕生日に、カイコは特別なプレゼントをあげたいと思いましたが、何をあげたらいいのでしょうか?カイコは考え続けました。

青々とした緑の桑の葉がから静かに落ちてきて、ちょうど蚕の背中に落ちました。

「いい考えだ!小さなアリに特別な葉っぱをあげよう!」カイコはすばらしい考えを思いつきました。

蚕が働き始めました。

カサカサ、カサカサと音を立てながら、彼は桑の葉を一口ずつ、丁寧にかじり始めた。やがて桑の葉は美しいハート型に変わっていった。

「小さなアリたちにも誕生日のお祝いの言葉を添えなきゃね。」

パチッ!蚕は最初の小さな穴をかじり、桑の葉に無数の小さな穴ができました。よく見ると、これらの無数の穴が「生」という漢字の形をしていました。

ポタポタと豆粒ほどの汗が桑の葉の上に落ちたが、蚕は忙しすぎてそれには気づかなかった。

蚕は二番目の文字を噛み切り始め、さらに噛み続けました。本当にすごい!蚕は「日」の文字を噛み切りました。

ポタポタと、大豆くらいの大きさの汗が二つ、桑の葉の上に落ちた。

蚕は汗を拭う暇もなく、止まることなく無数の小さな穴を噛み続けました。

ついに蚕は「幸せ」という言葉を口にすることができた。ひどく疲れたと感じながらも、長い安堵のため息をついた。しかし、蚕の心は、その二つの言葉と同じくらい幸せだった。

蚕は、大切に作った桑の葉を持って、小さな蟻の家へ行きました。

「お誕生日おめでとう、小さなアリ!」カイコは、少し恥ずかしそうに「これは、あなたのために特別に作った誕生日プレゼントだよ」と言いながら、桑の葉を小さなアリに手渡しました。

小さなアリは、このみずみずしいハート型の緑の葉に、無数の小さな穴が「Happy Birthday」の文字を形作っているのを見ました。文字の上には細い銀色の糸がきらめいていました。暖かい日差しの中で、キラキラと輝いていました。

「わあ、なんて美しくて素敵な贈り物!本当に大好き!」小さなアリは喜びの声をあげました。「ありがとう、カイコ!」

桑の葉の甘い香りが辺り一面に漂い、小さな蟻は蚕をぎゅっと抱きしめました。まるで桑の葉に開いた小さな穴のように、二人の仲良しな友だちの心には友情が輝きました。