寝る前の物語

童話:小さな白いウサギの目が赤くなった

昔々、とても可愛い白いウサギがいました。真っ白な毛と長い耳を持ち、歩くときはぴょんぴょん跳ねていました。

ある日、子ウサギは、ニホンジカの頭に咲いている梅の花がとても美しいのを見て、自分には全く梅の花が咲いていないことに気づきました。とても醜いと感じて、悲しそうに泣きました。

次の日、子ウサギは鶴の足が細くて長いのに、自分の足は太くて短いのでとても醜いことに気づき、また泣き出しました。

三日目、子ウサギはまたリスを見ました。リスの尻尾は大きくて太いのに、自分の尻尾は小さくて細く、とても醜いことに気づきました。それでまた泣き始めました。

小さなウサギは目が真っ赤になるまで泣き続けました。この小さなウサギは他人の良いところばかりを見て、自分の良いところを見ることができませんでした。