寝る前の物語

童話:風と遊んだ

が来て、風に吹かれて幼稚園へ。駆け込むと、風が外で待っていてくれる。窓の外を見ると、道端の柳の枝が緑に染まり、玄関前の桃の花が赤く色づいている。きっと風のせいで、こんなに美しく咲いているんだろう。

が訪れ、風は私の舳先に長く留まるのを好んでいた。汗ばんだ私を見て、風は遠くへ走り去り、雷鳴と稲妻、そして土砂降りの雨を運んできた。雨上がりの私は、涼しく湿った空気の中へ喜びに駆け出す。風は疲れも忘れ、楽しそうに私のスカートの裾をなぞるように吹いてくる。

秋が訪れ、風と私はかくれんぼをしています。風は木々に隠れ、枝をそっと揺らしているので、すぐに居場所が分かります。すると、風が「シーッ、シーッ」と歌い始めます。その歌声に合わせて、紅葉が楽しそうに輪になって踊ります。

が来て、風はますます大きくなり、声も大きくなり、力も増しました。雪を舞い上げ、あたり一面に舞い上げ、砂までも運んでくる。極寒の時には、私が寝ているのではないかと心配した風が、窓をたたきながら大声で私を呼ぶこともあります。でも、実は私はもう起きています。「大丈夫!どんなに寒くても、幼稚園には間に合うから」と風に言います。だって、私も大人になったんですから。

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