寝る前の物語

子どもの物語:石臼

ある日、野生のイノシシがどういうわけか農家の豚小屋に迷い込んでしまいました。

イノシシは豚小屋に数頭の豚が横たわっているのを見て、驚いて尋ねました。

「君たちは僕によく似ているね!みんな豚なの?」

飼い豚はあくびをしながら、だらりと答えました。「そうだよ、僕たちはみんな豚だよ。それに疑問の余地はないだろう?」

イノシシは言いました。「どうしてお前はこんなに怠け者で、無気力で、豚のような気力も活力もなくなってしまったんだ?山にいた頃はこんな風じゃなかったのに!」

飼い豚は言いました。「ここで食べて寝て、寝て食べて、みんなに世話してもらってる。すごく居心地がいいんだ。どうして山や森に行かなきゃいけないの?友よ、君はここにいて人生を楽しんでる方がいいよ!」

これを聞いたイノシシはため息をつきました。「ああ、なるほど! 早くここから逃げ出さないと、僕も彼らみたいに怠け者になってしまうよ!」