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ジョーは通りに出て、おいしそうな骨を見つけた。「ふむ!運がいい!家に持って帰ってゆっくりかじってみよう!」ジョーは骨を口にくわえて、嬉しそうに歩いた。晴れた日で、鳥たちが楽しそうに歌っていた。ジョーは骨をしっかりと握りしめ、まるで大きな犬が今にも襲ってきて奪い去ってしまうのではないかと、警戒して目を大きく見開いていた。本当に用心深かった。ジョーはついに橋にたどり着いた。このまま進んで橋を渡れればいいのに。しかしジョーは立ち止まり、川を見下ろした。川の中に、太い骨を運んでいる犬を見つけた。「ああ!僕もその骨が欲しい!」ジョーは大きな声で吠えた。「ワン!ワン!」その瞬間、骨は犬の口から落ち、川底に沈んでいった。「しまった!あれは水面に映った自分の姿だった!」 |