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おばあちゃんは森に住んでいて、とても上手にお話ができて、みんな大好きでした。ところが、重い病気をした後で、おばあちゃんは声を失い、動物たちにお話ができなくなってしまいました。どうすればいいのでしょう?そこで、おばあちゃんはちまき(もち米でできた団子)を作り始めました。ちまきの中に、自分が今までに話したお話をすべて入れて、それを食べた人がお話をすることができるようにしたのです。ギィギィ、ギィギィ、ギィ、あぁ、小さなリスが来たよ。ちまきを食べて、食べて、食べて、お話をしよう!小さなリスはちまきを食べると、すぐにお腹の中にお話ができました。でも、小さなリスは話せないので、ただ「ギィギィ、ギィギィ、ギィ!」とギィギィ言い続けました。リリリリリリリ、小さなキツネが来たよ。食べて、食べて、ちまきを食べて、お話をしよう!子ギツネはちまきを食べました。お腹の中には物語もありましたが、話すことができなかったので、「リリリリ!」とキーキー鳴き続けました。ちまきを食べても物語が話せないのは本当にもどかしいことでした。うーん、話せる子を探さなければなりませんでした。「ほら、キノコを採っている女の子がいる!」動物たちは嬉しそうに駆け寄り、「リリリリ」とキーキー鳴きながら、鳴き続けました。女の子は怖くなって竹かごを落とし、一目散に逃げ出しました。「ああ、どうしよう!どうやって見つけられるんだろう?」「わかった!」彼らはたくさんのキノコを採りに行き、丘の中腹や山のふもと、小さな家まで撒きました。キノコは小さな傘のように立っていました。数日後、女の子が戻ってきました。「わあ、こんなにたくさんのキノコがある!」女の子は小さな家までずっとキノコを採り続けました。 「可愛いお嬢さん、ちまきを食べなさい。お話をしてあげるわ!」香ばしいちまきは絶品で、お嬢さんは次から次へと食べました。はっ!物語はすべて彼女の中にありました!お嬢さんは次から次へとお話を語り、おばあさんはうなずきながら聞き入り、小さな動物たちは皆、夢中になりました。お嬢さんはキノコの入った籠と、たくさんの子供たちに聞かせたいお話をお腹いっぱいに抱えて、家路につきました。 |