寝る前の物語

童話:騙された小さなウサギ

ある日、子ウサギが外で遊んでいると、年老いたヤギがやって来て、無礼にこう尋ねました。「子ウサギ、一緒に遊ばない?」

小さなウサギは言いました。「よかった!ただ、一緒に遊ぶ人がいないのが心配だっただけだよ。」

おじいちゃんヤギは笑って、小さなウサギと遊び始めました。

しばらくして、おじいちゃんヤギはキャンディーを一つ取り出して口に入れました。食べながら、「すごく甘い!こんなに甘いキャンディーは初めて食べた!」と言いました。子ウサギはよだれを垂らし、おじいちゃんヤギを物欲しそうに見つめました。

「君も欲しい?ここにもう一つあるから、あげるよ!」おじいちゃんヤギはポケットからもう一つのキャンディーを取り出し、小さなウサギに渡しました。

「おじいちゃん、ありがとう!」小さなウサギはキャンディーを受け取って、熱心に食べました。

しばらくして、子ウサギはめまいがして眠くなり、草の上に横になって眠りに落ちました。目が覚めると、自分が縛られていることに気づき、「ここはどこ?ママ、ママ!」と叫びました。

ちょうどその時、大きな灰色のオオカミが悪意に満ちた笑みを浮かべながら近づいてきて、「大声を出すのはやめろ!ここは私の家だ。お前の母さんには聞こえない。すぐにお前を食べてしまうぞ!」と言いました。

「大きな、大きな悪いオオカミ…どうして私はあなたの家にいることになったの?」小さな白いウサギは怯えながらどもりながら言いました。

馬鹿野郎、もちろん俺が連れて来たんだ!お前にキャンディーをくれたヤギのこと覚えてるか?ハハハ、あれは俺の変装だったんだ。お前が食べたキャンディーに毒を入れて、お前が眠った隙にここに連れて来たんだよ…」と大きな悪いオオカミは大声で笑いながら言いました。

子ウサギは一瞬呆然としましたが、おじいちゃんヤギがキャンディーをくれたことを思い出しました。とても後悔しましたが、もう遅すぎました。大きな悪いオオカミが言い終わるとすぐに、ウサギに襲いかかり、一口で食べてしまいました。