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雄鶏が庭を行ったり来たりしながらあちこちつつき回っていましたが、食べられる虫が見つからず、我慢できなくなってコッコと鳴き始めました。 小さな男の子は庭に座って、お茶碗を持ってご飯を食べていました。食べながら、蝶々が飛び回り、ご飯を自分の体や地面にこぼすのを眺めていました。 鶏はそれを見て大喜び!急いで駆け寄り、「頑張って!頑張って!いつもくだらないことを言う男の子に会ったよ!」と叫びました。鶏は男の子のそばに駆け寄り、地面の米粒を「つつく、つつく、つつく」と、ものすごい速さでつつき始めました。なんて楽しいんでしょう!男の子はどんどん嬉しくなり、食べるのも忘れてしまいました。 しばらくして、雄鶏は地面に散らばった米粒を全部食べ終えました。まだ満腹ではありませんでした。雄鶏は頭を上げて周りを見回しました。「あらまあ」と気づきました。「男の子のズボンにも米粒がついているわ。」そして、男の子のズボンをつつきました。 少年は言いました。「おんどりさん、おんどりさん、どうして僕をついばんでいるの?」 雄鶏は言いました。「坊や、坊や、僕は君をついばんでいるんじゃないよ、米粒をついばんでいるんだよ!」 しばらくして、雄鶏は男の子のズボンに散らばっていた米粒を全部食べ終えましたが、まだ満腹ではありませんでした。雄鶏は頭を上げて辺りを見回しました。あらまあ、男の子の服にはまだ米粒が残っていたので、それをつつき始めました。 男の子は言いました。「おんどりさん、おんどりさん、どうして僕をつつくの?」おんどりは言いました。「坊や、坊や、だれがつついたの? 僕は米粒をつついてたんだよ!」しばらくして、おんどりは服に散らばっていた米粒を全部食べてしまいましたが、まだ食べていなかったのです。おんどりは頭を上げてあたりを見回しました。ああ、男の子のくちばしの横に米粒があったので、男の子のくちばしをつつきました。 男の子は怖くなって、ご飯茶碗を持って逃げ出し、「おんどりさん、おんどりさん、つっつかないで、つっつかないで!」と泣きました。おんどりは言いました。「坊や、坊や、走らないで、つっつかないで。つっつかないよ。くちばしの横にご飯粒があるよ、食べさせてよ!」おんどりは金色の翼を広げてジャンプし、男の子の肩に止まり、「シューッ」という音とともにくちばしの上のご飯粒をつつきました。 小さな男の子は泣き出し、「おばあちゃん、こっちへおいで!おばあちゃん、こっちへおいで!」と言いました。ニワトリはとても喜びました。「この子は口が漏れやすいの。食べ物をこぼして笑わせてくれるのよ」と言いました。おばあちゃんがやって来て、小さな男の子は「おばあちゃん、僕の口が漏れていると思う?」と尋ねました。おばあちゃんは「おバカさん、口が漏れているわけじゃないわ。ただ、食べている時に周りを見て食べ物をこぼしているだけよ」と言いました。 おばあちゃんは弟にまたご飯を半分ほど食べさせました。「早く食べて、早く食べて、もうこぼさないで。」弟はお椀を手に取って食べました。すると、またニワトリがやって来ました。「まだお腹いっぱいじゃないよ!ご飯が漏れてるよ、漏れてるよ!ご飯を少しまぶしてくれ!」ニワトリは待って待っていましたが、どうなったでしょう?一粒もご飯がもらえませんでした。ああ、今度は弟は食べている間、周りを見なかったのです!弟はご飯を全部食べ、空になったお椀をニワトリに見せながら、「僕はいい子だよ。漏れない弟だよ。」と言いました。 雄鶏は頭を垂れて食べる虫を探しに行くしか選択肢がありませんでした。 続きを読む |米を売る小さな猫 | 誇り高い雄鶏 | |