寝る前の物語

童話:雪だるまの心

空から雪が激しく降っていました。動物たちはみんな家に帰ってしまい、広場にぽつんと立っている雪だるまを除いて、誰も外に出てきませんでした。

突然、雪だるまの心は沈みました。猛烈な風が吹き荒れ、鳥たちの住処は吹き飛ばされてしまいました。鳥たちは雪だるまのそばに飛んできて、悲しそうに泣きました。「雪だるまさん、もう家がないの…」

雪だるまは鳥たちに帽子をあげました。「良い冬をお過ごしください。」「ありがとう。」鳥たちは雪だるまに嬉しそうに言いました。「ここは世界で一番暖かい巣だよ。」

北風がますます強くなり、ウサギたちは食べ物を探しに出かけましたが、長い間探しても何も見つからず、寒さで震えていました。ウサギたちは雪だるまを見つけ、助けを求めました。「雪だるまさん、食べるものがないんです!」

「急がないで」雪だるまはウサギに鼻を差し出しました。「これは世界で一番甘いニンジンだよ!」ウサギは大喜びでニンジンを受け取りました。

...

雪が止むと、小さな動物たちが集まって、おしゃべりを始めました。「家がなかったら、巣として帽子をくれたよ」「食べるものがなかったら、食べるために鼻をくれたよ」「家が雪で覆われていたら、雪かきのために足をくれたよ」...

が訪れ、雪だるまは水に溶けてハート型の葉っぱが生えてきました。これはきっと雪だるまの心でしょう。