寝る前の物語

童話:春を探す小さな野ウサギ

小さなウサギのマオマオは家の中で寝ていたとき、耳元で幸せな声が「が来たよ、春が来たよ、春はどこ?探しに行きなさい!」と呼んでいる夢を見ました。マオマオはすぐに目を覚ましました。

マオマオは小さな家から出て、伸びをして、赤い目をこすりました。ああ!早春の野原はなんて美しいのでしょう。小雨が降ったばかりで、クリームのような霧雨が地面や道を覆い、足元は滑りやすく湿っていました。柳の木には薄い霧がかかっていました。マオマオは柳の木に尋ねました。「春はどこにあるのか知っていますか?」「春は私の柳の枝にあります」と柳の木は答えました。マオマオは川岸に歩いて行きました。そこにはちょうど川が解けたところでした。小魚が頭を出して彼に挨拶しました。「春はどこにあるのか知っていますか?」とマオマオが尋ねました。「春は歌う川にあります」と小魚は答えました。

マオマオは畑に足を踏み入れ、外を眺めました。畑は鮮やかな緑に染まっていました。「きっと畑にも春が来ているのだろう」と彼は思いました。しかし、近づいてみると、緑は消え、柔らかな緑の草の芽だけが残っていました。マオマオは草の芽に尋ねました。「春はどこにあるの?知っている?」「春は草の真ん中にあるよ」草の芽は嬉しそうに答えました。

小ウサギのマオマオは突然理解して、歌いました。「春が来るよ、春が来るよ、春はどこにあるの?草が一番よく知っているよ。」