寝る前の物語

子ども向けストーリー:ずる賢いカササギ

森の中には、鳥王の宮殿が建っています。熱帯雨林に抱かれ、花々が咲き誇る緑豊かな楽園は、鳥たちにとって理想的な生息地です。宮殿は壮麗で、すべて大理石で造られており、風、火、水、砂にも耐え、岩のように頑丈です。鳥王の玉座にはサファイアがちりばめられ、照明はきらめくツチボタルでできており、すべてが息を呑むほど美しいです。毎日、数え切れないほどのヒバリがここに集まり、優しく美しい歌声で鳥王の寵愛を得ようと競い合います。九官鳥の一団が芸を披露し、司会のカササギが雄弁に冒険物語を語ります。

明日は鳥の王の10歳の誕生日。鳥たちは歌い踊り、楽しい時間を過ごしています。突然、「パチン」という音とともに、鳥の王は命令を下します。召使いの小雀が小さな薬瓶を取り出し、鳥たちに言います。「明日は陛下がお喜びです。皆さんに不死の果実を褒美として差し上げます。」 ずる賢いカササギはすぐに尋ねます。「誰がそれを食べるのですか?」 鳥の王は厳粛に言います。「ボクシングで勝敗を決めましょう!」 鳥たちの目が輝きます。カササギが飛び出してきて言います。「どちらが先攻?」カラスがしわがれた声で鳴きます。「じゃんけんで決めましょう。勝った方が先攻、負けた方が後攻です。」カササギはわざと鳥たちに負けて、心の中でこう思っていました。「ふふ! あなたたちが禿げて羽が生えるまで戦ったなら、私は指一本動かさずに不老不死の果実を手に入れることができるわよ!」

カササギは傍らに立って、他の鳥たちを応援していました。鳥たちは互いの羽を引っ張り合い、頭をつつき合い、どちらもひどく傷つき、大量に出血するまで戦い続けました。最後のつがいはスズメとカラスでした。彼らは激怒し、羽を逆立てて容赦なく突進し、くちばしで羽をむしり、足で蹴りつけました。10分以上経つと、二人とも完全に禿げてしまいました。カラスは疲れ果てて立ち上がれなくなり、他の鳥たちも皆横たわりました。カササギは喜びの声を上げました。「素晴らしい!素晴らしい!」

鳥たちの不注意に乗じて、カササギは不死の実を飲み込み、飛び去ってしまいました。鳥たちはそれを追いかけようとしましたが、残念ながら、捕まえるには力が足りませんでした。