|
ある日、小さなネズミが昼食後、川辺を散歩していました。ふと、川で子供たちがボートを漕いでいるのが見えました。ネズミはますます羨ましくなり、自分も小さなボートが欲しくなりました。小さなボートなんてどこで見つかるのでしょう?ネズミは探し続けました。そしてちょうどその時、花の茂みのそばに、くり抜かれたスイカの皮が半分だけあるのを見つけました。「これ、僕のボートにぴったりだ!」とネズミは思いました。そこで、スイカの皮を川に押し込み、飛び込みました。スイカの皮はネズミをゆっくりと川の真ん中へと運んでいきました。ネズミは左右に漕いだり、くるくる回ったりして、とても楽しかったです。いつの間にか日が暮れ始め、少しお腹が空いたので、スイカの皮をかじり始めました。あっという間に、上の半分を食べてしまいました。それを見た小魚は、不安そうに「食べちゃだめ!食べちゃだめ!食べ続けたら川に落ちちゃう!」と言いました。しかし、小さなネズミは魚の声が聞こえないふりをして食べ続けました。あっという間に、スイカの皮の底の部分だけを食べてしまいました。小魚は不安そうに「噛むのをやめて!噛むのをやめて!船が沈んでしまう!」と叫びましたが、小さなネズミは魚を無視しました。ついに危険が襲ってきました。「バシャッ…」小ネズミは川に落ちてしまいました。必死に手足を振り回してもがきましたが、体は言うことを聞かず、ゆっくりと水の中へ沈んでいきました。小魚は素早く泳ぎ、小ネズミを岸へと押し上げました。小ネズミは息を切らしながら岸に上がり、小魚に「ありがとう…助けてくれて…助けてくれて…」と言いました。小魚は「どういたしまして。でも、この教訓から学ばなくちゃ!」と言いました。それ以来、小ネズミと小魚は良い友達になりました。 |