寝る前の物語

童話:[グリム童話] 151 怠け者の三人

昔々、三人の息子を持つ王様がいました。王様は息子たちを皆同じように愛しており、自分が死んだ後、誰を王に選べばいいのか分からなかったのです。

そして、死期が近づくにつれ、後継者を決める時が来た。王は息子たちを枕元に呼び寄せ、こう言った。「愛する子供たちよ、私はすでに後継者を選ぶ方法を考え出した。今、君たちに告げよう。私が亡くなった後、君たち三人の中で最も怠惰な者が王となるのだ。」

王が宣言を終えると、長男はすぐにこう答えました。「お父様、この基準からすると、この国は間違いなく私のものになります。なぜなら、私は怠け者だからです。寝るときに何かが目に入っても、拭くのが面倒で、目を閉じて眠ることができないのです。」

次男は言いました。「お父さん、この国は絶対に僕のものです。僕は怠け者なんです。暖まろうとストーブのそばに座ると、火でつま先が焼けるのに、足を後ろに引くのが面倒なんです。」

三男は言った。「お父様、この国は私が怠け者だから、私のものになったんです。もしある日、私が絞首刑に処せられ、すでに首に縄が巻かれていたとしたら、突然誰かが来て鋭い短剣を私の手に突きつけ、『縄を切れ、助かる』と言ったら、私は縄を切る手を挙げるのさえ面倒です。むしろ、絞首刑に処せられた方がましです。」

この言葉を聞いた後、父親はため息をつかずにはいられませんでした。「お前は怠惰の道の最果てまで行き過ぎた。お前こそ王になるべきだ。」