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昔々、ある川がありました。川には小さな食いしん坊の魚が住んでいました。食いしん坊の小さな魚は学校へ行く準備をしていました。授業は「食いしん坊でない魚になる方法」でした。食いしん坊の小さな魚はランドセルを背負って学校へ向かいました。途中で、川に何かが浮かんでいるのを見つけました。細長いものを舐めてみると、塩辛くて新鮮でした。食いしん坊の魚になりたくないことをすっかり忘れて、一口食べてしまいました。それは釣り餌で、食いしん坊の小さな魚はすぐに岸に引き上げられました。漁師は小さな男の子で、小さな魚を捕まえてとても喜んでいました。食いしん坊の小さな魚は男の子を見ると泣き出しました。男の子はなぜ泣いているのかと尋ねると、食いしん坊の小さな魚はすすり泣きました。「学校に行く途中で捕まったの!まだ授業も終わってないのに!」男の子は興味深そうに尋ねました。「何の授業?何を習うの?」食いしん坊の小さな魚は言いました。「僕は食いしん坊の小さな魚で、授業は『食いしん坊にならない魚になる方法』なんだよ。」 「あら」少年は頭を掻きながら言いました。「まだ授業を受けていないんだね。それは君のせいじゃない。今すぐ授業を受けなさい。でも、授業が終わってもまだ食いしん坊だったら、放してあげないからね。」そう言って、少年は食いしん坊の小さな魚を川に返しました。一方、食いしん坊の小さな魚は、嬉しそうに学校に行きました。もう食いしん坊の魚にはなりたくなかったのです。 |