|
レディバグ姫は、草の上に寝そべって過ごす生活にすっかり飽き飽きしていました。小さな海虫が、海には色とりどりのサンゴと、たくさんの小魚が泳いでいると教えてくれました。それ以来、レディバグ姫は海に憧れるようになりました。しかし、レディバグ王は厳しく言いました。「てんとう虫は水に触れるとすぐに呼吸を止めてしまう。絶対に海には行けない!」 それを知った小さな海虫は、親友の小さなクラゲと相談しました。「小さなてんとう虫はずっと海に行きたいと思っていたんだ。サプライズをあげよう…」 二人は素晴らしいアイデアを思いつきました。そして夜明けとともに、計画を実行に移しました。レディバグ姫が眠っている間に、小さな海虫は寝室に潜り込み、枕元に手紙とスキューバダイビング用の道具を置きました。レディバグ姫が目を覚ました時、手紙が目に入りました。手紙にはこう書かれていました。「私はウィッシュフェアリー。あなたの願いを叶えてあげます。明日はスキューバギアをつけてビーチへ行きましょう!」レディバグ姫は驚きと喜びでいっぱいでした。ある静かな夜、姫は静かに寝室を抜け出し、ビーチへと向かいました。姫は歩き続け、疲れたら昼寝をし、お腹が空いたら草の樹液を吸いました。幾夜も幾夜も歩き続け、ついに海岸に辿り着きました。青い波が黄金色の砂浜に打ち寄せ、貝殻が美しいネックレスを織りなすように浜辺を横切っていました。レディバグ姫がスキューバギアをつけて海へ入ろうとしたまさにその時、突然、空腹のカモメが舞い降りてきて、姫に襲い掛かりました。レディバグ姫は恐怖のあまり気を失いました。小さなクラゲが姫を瓶型のベッドに寝かせ、海の底へと運んでいきました。レディバグ姫は夢を見ました。夢の中で彼女は海中の風景を見ました。色とりどりのサンゴ、キラキラと輝くクラゲ、そして様々な小魚が泳ぎ回っていました…でも、もし目が覚めたら、きっと景色はもっと美しくなるはずです。だって、海の生き物たちがボトル型のベッドの周りに集まり、歓声をあげて飛び跳ねるのを待っているんですから!(童話サイトWeChat公式アカウント「lblmjgs」より) |